文学フリマ大阪12 出店受付開始!

文学フリマ大阪12 は2024/2/24(土)0:00より 出店受付開始しました。

【出店者募集期間】申込〆切は2024/6/25 (火) 23:59までとなっております。

文学フリマ大阪12
開催日 2024年9月8日(日)
会場   OMMビル2F A・B・Cホール
詳細 https://bunfree.net/event/osaka12/
主催   文学フリマ大阪事務局
募集 約800ブース
  

お申込には「文学フリマWebカタログ+エントリー」へのユーザ登録が必要です。
ご希望の方は事前に下記サイトから登録しておくとスムースです。
https://c.bunfree.net/

また、出店についてや申込方法についての説明は下記ページをごらん下さい。

文学フリマとは?
https://bunfree.net/about/

●出店のご案内
https://bunfree.net/entry/

●申込方法 (出店手続きガイド)
https://bunfree.net/entry/how_to_entry/

文学フリマ大阪11にご参加・ご来場いただき、誠にありがとうごました!!

 2023年9月10日(日)に天満橋OMMビルにて開催されました「文学フリマ大阪11」に、ご参加・ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。開催してから一週間が過ぎ、ようやく「ああ、今年も文フリ大阪終わったなぁ~」と実感が伴ってきました。

 今年はOMMビル2階にあるメインホールをすべて借り切っての開催でした。文学フリマ大阪としては歴代最大規模の開催となりました。X(Twitter)でも呟きましたが、前回の2676人を大幅に上回り、出店者・来場者あわせて4,282人の方にお越しいただきました。

 盛会となりましたのも、ひとえに皆さまのおかげです。設営や撤収等は、手伝っていただいたボランティアスタッフ様の力なくしてはとうてい困難なことでしたが、おかげさまで初めてのA・B・Cホール全体を使った大きな規模での設営を完了することができました。ボランティアスタッフ様だけでなく、出店者様、そして来場者の方にもお力を貸していただき、撤収時にはスタッフと同じくらいの遅い時間まで残って下さった方もおられました。誠にありがとうございました。あらためて文学フリマ大阪に関わって下さった方々すべてに、心より感謝申し上げます。

 さて、【文学フリマ大阪11】で購入された作品を、今まさにお手元で楽しんでいらっしゃる皆様、ぜひハッシュタグ「 #文学フリマで買った本 」を付けて感想投稿をお願いします。Twitter/Instagram/はてなブログなどにてお待ちしております。

 さらに、フィードバックを募集しています。
 「文学フリマ大阪11」につきまして、後から気づいた点やご意見などありましたら、下記のページからお寄せください。
 次回以降の運営に参考となります。どんなものでもかまいませんので、ぜひお願いします。

 ところで、今回の文学フリマ大阪11のカタログの「表紙」になっている着物姿で読書をする女性ですが、何を隠そうこの女性は「お市の方」なのです。
 御歌頭(okazu)様の墨絵で、うさぎ年なので、着物の裾にちょこんとうさぎちゃんも乗っかっております。

 『日本人名大辞典』によれば、お市の方は1547年生まれで、織田信長の妹。信長の命令で、近江の小谷城浅井長政に嫁ぎ、茶々(淀殿)、初(常高院)、江(崇源院)と2男を産みます。浅井氏が滅ぼされると、柴田勝家と再婚します。しかし、豊臣秀吉に攻められて、越前の北庄城で勝家とともにお市の方は1583年に自害。名は市ですが、通称は小谷の方だそうです。
 辞世の句として「さらぬだに うち寝る程も 夏の夜の 夢路をさそふ郭公(ほととぎす)哉」があります。
 つまり、1583年、お市の方の没後440周年の記念といたしまして、表紙に採用いたしました。

 お市の方をテーマにした文学作品としては、谷崎潤一郎の『盲目物語』が有名でしょう。
 『盲目物語』は、お市の方の生涯と、秀吉のお市の方への執着を、弥市という盲人の遊芸人の視点を通して描き出しています。もみ療治をしながら、旦那に向かって問わず語りに、自分が経験したことを物語るというスタイルで、ややとっつきにくく読みにくい感じもあるかもしれませんが、声を聴くようにすいすいと読み飛ばすように、なんとなくわかれば良いと、聴くように読むと、そのうち文章が入ってきて面白くなってきます。

 正宗白鳥も『盲目物語』について、「日本古文文学叢書」に収められてるほうが似つかわしいと評価していて、油絵の美人ではなく絵巻物の美人が描かれていると述べています。

 『盲目物語』の面白いところは、谷崎のオリジナルキャラクターの法師武者朝露軒と主人公の二人が、負けが決定的になったあとの城内での最後の宴会中、どうやってお市の方を救い出すか、三味線の音の場所に「いろは」が割り当てられていることを利用して、誰にも気付かれず会話する場面です。

 本文ではこう解説されています。【すべてしゃみせんには一つの糸に十六のつぼがござりまして、三つの糸にいたしますなら都合四十八ござります。されば初心のかたがたがけいこをなされますときはその四十八のつぼに「いろは」の四十八字をあててしるしをつけ】るのです。そして、音を「いろは」に変えて、会話ができるわけです。
 朝露軒と主人公が、城の最上層に火が出た瞬間にお市の方を助けに行こうとするのだけれども、どさくさで中村文荷斎に怪しまれ朝露軒はぶった切られます。このパニック状態の描写も素晴らしく、茶々を運び出す主人公弥市の必死な顔が目に浮かびます。
 名場面としては、やはりお市の方柴田勝家の二人の最後の会話でしょう。柴田勝家が、こうなることがわかっていたのならば、あなたと祝言をするのではなかった、しかし武士は死んでいくのに、おんなこどもを連れるのはどうかと思うと言って、助かる道を選んで欲しいことを告げる場面です。この場面の描写というか、言葉遣いですが、音としてリアルに再生できるほどすらすら読めて、なにげに凄いリズム感の文章だと思いますので、ぜひ読んでみて欲しいです。

 ちなみに大阪にもお市の方のスポットがあります。

 谷町線四天王寺夕陽丘駅すぐ近くにある天鷲寺というお寺があって、その中に淀殿が建立された、柴田勝家お市の方の供養塔があるようです。

 

 

 写真のとおり、立派なお寺ですが、中に入るのは、たぶんお寺の人に電話をするなりあらかじめ許可が必要だと思います。私の個人的見解ですが、自由に出入りできるように門が開いているのを見たことがないので、たぶん、きちんとお寺に関わりのある人だけ入れるというところだと思います。


 さてさて、来年は文学フリマ大阪12となります。いったい誰が表紙になるのでしょうか。ちょっとした楽しみにしてくだされば幸いです。

 ところで、文学フリマ大阪ではスタッフも募集中です。文学フリマでスタッフやってみたいかもと思う方がおられましたら、ぜひURL先をご確認ください。

 全国でも募集中なのですよ。まずはご連絡ください。

 ではまた、来年にお会いしましょう。

(文責:副代表 猿川)

文学フリマ大阪11の出店受付が開始となりました

 過去最大の来場者数となった第十回文学フリマ大阪からおよそ5か月。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 今年も文学フリマ大阪開催します!
 文学フリマ大阪11の出店申込受付が開始となっております。開催カウントの呼び方が変わって、第一回目の開催です。
 受付締切は6月20日(火)23:59です。

 

 詳細はこちら

bunfree.net

 

 今年はAホールも追加し、拡大しての開催です。
 先着650ブースまでは抽選対象外となります。確実に参加したい方は早めに申込手続きをお済ませください。

 開催の時期にはどんな状況下になっているか分かりませんが、皆さんと元気にお会いできることを楽しみにしております。

第十回文学フリマ大阪にご参加頂きありがとうございました!

 本日で取得していた夏休みが終了する代表が書いております。今は荷ほどきをして、お片付けの最中です。
 皆様、第十回文学フリマ大阪に参加頂き誠にありがとうございました!
 お陰様で過去最高の2,676人もの方に来場頂きました。これはコロナ前を超える記録で一つの区切りとなったかなと思います。当日、用意していたカタログも会期中になくなってしまいなど、ご不便をおかけした点もございましたが、重ね重ね御礼申し上げます。
 来年はABCホール借り切っての9月10日(日)開催となります。

 さて、イベントが終われば次のイベントの始まりです。次の十年へ向かっていかなければなりません。
 運営を続けるだけでなく、出来ることを増やしていくためにもスタッフ数が足りていない状況です。
「スタッフの仕事ってどんなんだろ」
 ちょっと気になるなぐらいでも結構です。
 門戸を叩いてみてください。

bunfree.net

文学フリマ大阪10周年記念 スタッフ投稿リレー最終回 祝文

 いよいよ明日は第十回文学フリマ大阪ですね。
 荷物の準備も終わり、明日に備えているところです。いよいよこのスタッフ投稿リレーも最終回となりました。
 今回は来週開催の札幌から代表コメントを頂きました。
 札幌代表とはお互いの開催地域には行ったことないのに、各所で共に行動しています。今年は断念しましたが、来年こそは私も札幌に行きますね。

北の国からー2022 祝文ー

おくむらてつや(文学フリマ札幌事務局 代表)

 この度は文学フリマ大阪開催十年、誠におめでとうございます。
 どんな地域であれ、年1回のイベントを10年続けること、続くことは当たり前のことではないと思います。
 大阪事務局代表の高田さんをはじめスタッフの皆様に、そして出店者、来場者の皆様に心よりお祝い申し上げます。

 残念なことに、私は文学フリマと携わり6年が経過しますが、文学フリマ大阪には一度も行けていません。
 近年札幌は10月初頭の開催となったこともあり、9月開催の大阪に行くことは様々な都合で困難な状況となっています。
 大阪には一度だけ、高校の修学旅行で訪問したことがあります。
 その時は僅か1日、道頓堀の周辺を散策し「グリコサイン」のを背景に写真を撮った記憶があります。まさに「おのぼりさん」といったところでしょうか。
 社会人になり、遠出をするには有給休暇を使わなければいけなくなってしまった今、もっと早く文学フリマというイベントを知り、もっと早く大阪で文学フリマが開催されていることを知っていれば…と文学フリマ大阪の話題を目にするたびに考えたりもします。
「来年こそは…!」と言い続けて早3年。そろそろ有言実行しなければなりません。大阪スタッフの皆さんとも飲み交わしたいですしね。
 大阪スタッフの皆様も、ぜひ札幌にお越しください。特に高田さん……、一体いつになったら札幌に来てくださるんでしょうか?

 来場者の皆様、出店者の皆様。
 どうぞ、第十回文学フリマ大阪を大いに楽しんでください。
 皆様が文学を楽しむ姿が、事務局スタッフの皆さんの次の文学フリマ大阪への活力になると思います。
 そして、もし機会があれば文学フリマ札幌にもお越しください。
 ジンギスカン、海鮮、札幌ラーメンなどなど、美味しいものがいっぱいの北の大地で皆様を心よりお待ちしております。

 改めて、文学フリマ大阪開催十年、本当におめでとうございます!

文学フリマ大阪10周年記念 スタッフ投稿リレー6 ニューフェースから見た文学フリマ大阪

 いよいよ開催直前となりました。夏休みを取ったため、例年より準備に時間を割けている代表です。荷造りをしていましたが、多いですね。荷物運びにもう一人私が欲しいほどです。まだまだ準備は続きます。休憩の合間にこうした更新をしています。
 さて、第6弾となる今回はTwitterから応募頂いて今は中心で活躍されているスタッフからの投稿です。「ニューフェース」と書きましたが、今や中堅の位置ですね。

 文学フリマ大阪10周年を記念して、大阪スタッフで原稿を寄稿しよう。そんな話が舞い込んではや数ヶ月、自分の持ちネタの少なさに愕然とした。改めて文学フリマにまつわる記憶を手繰り寄せると、両手で収まる程度の数しかなかったからだ。

 これでは書くものも書けない、何かネタを。わらにもすがる思いで、文学フリマ大阪の公式ブログを読み漁った。良い機会なので、公式ブログを読み返して思い出した、自身の来歴をここにアウトプットすることにする。

 私が文学フリマのスタッフに応募したのは2018年度の大阪開催終了後で、初めてイベントに参加したのは翌年の京都。Twitterでスタッフ募集のツイートを見かけるまで、文学フリマの存在すら知らなかった。

 スタッフに応募したきっかけは、就活のガクチカで書けそうという下心もあった。良い感じのボランティア、あわよくば自分の好きな文字や小説に関わるものだったら良いな、ぐらいの温度感だった。上記の通り文学フリマに関わって歴の浅い私は、文学フリマ大阪10年の変遷をこの目で見てきたわけではない。なので、私がスタッフとして参加して感じた3年半についてのエッセイをしたためたいと思う。

 

 2018年から、文学フリマ大阪の会場はOMMビルだ。京阪電車と大阪メトロに隣接し、大阪はじめ関西一円のアクセスも良好。天気の良い年には、会場の大窓から大川はじめビジネス街を一望できる。私は開場前の閑散とした会場で、窓から外の景色を眺めるのがとても好きだ。アクセス・眺望ともに優れたOMMビルで開催される文フリ大阪の1番の特徴は、「雑多」だろう。

 スタッフとして関わるまで文学フリマそのものを知らなかった私は、「文学フリマコミティアの文学版」という言葉を額面のままに受け止めていた。コミティア=オリジナルの漫画頒布会の認識だったので、その方程式に代入して文フリ=オリジナルの小説頒布会だと思い込んでいた。

 なんだったら、二次創作の小説頒布は文学フリマのターゲット外であることも知らなかったので、先輩スタッフの一言を聞いて、内心ひやっとした。学生時代の黒歴史を掘り返されるのだけは嫌だったからだ。オリジナル小説の頒布イベントだと思い込んだまま迎えた、2019年の文フリ京都。設営時に手に取ったパンフレットを開いて、頒布ジャンルの雑多さに驚いたのを今も覚えている。小説はもちろん、エッセイや詩集、写真集まで多岐に渡っていた。初めての参加だったため先輩スタッフからレクチャーを受けていたが、正直心ここにあらずだった。設営が進むにつれてごちゃついていく風景に、心臓がバクバク鳴っていた。

 訪れる来場者もさまざまだ。幼い子連れの夫婦、壮年の男性、若いカップル、大学のサークル集団。受付で高校生にパンフレットを渡した時には、私が20年間気づけなかったイベントを、一体どこで知ったのか……と、ほのかな嫉妬心さえ芽生えた。

 ベタな言葉になるが、言葉で表現するなら多種多様。来場者と短い事務的な会話を交わすだけでも、大阪以外から訪れている人も少なくないと感じる。コロナ禍になる前に開かれていた懇親会で出会った方は、はるばる北海道から毎年参加していると話していた。私は私以外のバックグラウンドやライフスタイルを持つ人とお話しするのが大好きなので、今切実に願うことは早くコロナ終息して懇親会を再開したい。これを読んでくださってる方、次回の懇親会でぜひお話ししましょう。

 

 世界のいろんなことが変わったり変わらなかったり、なくなったり生まれたり。書き手のジャンルが変わることもあるだろうし、来場者が増えたり減ったりすることもある。それでもそれが好きな人が一人でもいる以上、それはそこにあり続けるだろうと私は考える。文学フリマというイベントはもちろん、それ以外も。その場所はそれが好きな人のためにあり続けるし、なくてはならない。

 文学フリマのスタッフとして参加する私が、場所を楽しむ人の役に少しでも立てればこれ幸い。パンフレットを配る人は一人でも多い方が良いし、本を置く大きな机は三人で運んだほうが効率が良いからだ。来年、再来年、その先がどうなるかはわからないが、多分きっと、おそらくジーパンで会場を走り回っている気がする。あのカオスで雑多な会場が、面白くて好きだからだ。

 

 最後に、本企画の企画者様へ。原稿の締め切りを踏み倒しまくって本当にすみません。最近文字書きから離れていたツケが回ってきたのか……。これを機に、もう一度筆を握り直したいと思います。

文学フリマ大阪10周年記念 スタッフ投稿リレー5 カメラマンから見た文学フリマ大阪

 第十回文学フリマ大阪まであと一週間を切りました。
 事務局も準備の追い込みとなっております。
 本日は一回目の大阪開催からスタッフとして参加頂いているロビンさんです。とある場所で出会ってから十年超のお付き合いになります。
 以前から代表が書け書けと言っていたことを記事にして頂きました。
 京都でもカメラマンをやっているロビンさん。「文学フリマ関西」のカメラマンですね。

 

 第一回目の文学フリマ大阪(第十六回文学フリマin大阪)の集合写真です。一般として来場してなぜかこの写真を撮ったのが昨日のように思い出されますね。

 

 ちなみに当時のカメラマンさんが

「君、大阪の人?カメラ持ってんの?撮ってみてよ!」

と言われて撮る。何枚か撮った写真を見て

「よし!大阪は君に任せた!よろしく!」

みたいなやりとりがこの写真の前後にあります。

 

 カメラは趣味であって全く本業ではないし、そんなつもり一切なかったので、えっっっっとなったんですが、「まぁえぇか。おっけーおっけー」みたいになりました。大阪代表とは元々知り合いでもあったし、記録写真でクオリティはあまり関係ないと言うこともあり。そんな大阪も十回目を迎えることになります。もうそんなになるのか。

 

 僕にとって文学フリマの始まりはめちゃくちゃ緩い始まりではあるんですが、撮影自体はゆるくはなくて、いつも終わった時にどっと疲れが出ます。出展してる皆さんからめちゃくちゃ濃い熱意をいつももらってて、その熱意にやられてる、と書いていたら美しいですかね。けど本当にそんな感じです。

堺市産業振興センターの様子

 


 堺では移動店舗もありました。カレー屋さんとドーナツ屋さん。どっちもおいしいので結構並んでた気がします。本とカレー、ドーナツ、コーヒーはめちゃ合うと思ってるので、可能であればいつかこのセットを呼び戻したいとか、密かに思ってます。

 

初期大阪代表

若い

 

 一時期ブースコンテストなどもやってたんですが、これ実はすごい大変だったんですよ。あまりにも大変だったので、友人に手伝ってもらって二人体制で写真撮ってました。NGの人なんかもいらっしゃるとはいえ、ほぼ全部の出店スペースを写真に収めてました。けど、今思い出せばその時が一番たくさんコミュニケーション取っていただいてたかもしれないです。写真撮るだけでなくて、喋ったり少し本見せてもらったり、ディスプレイの話聞いたり。

 

 めちゃくちゃばーん!って感じの装飾したブースはそんなにないのですが、世界観を表現したアイテムをディスプレイをしてるところが一時期増えてきたような印象がありました。今では落ち着いてきた感じはありますが、こういったものが装飾されていたらやはり目がいきますね。手間暇はもちろんかかると思いますが、こういったものを作るのもまた自分の作品と向き合うという意味でもいいのかななんて思います。

 

 スタッフ写真。

 堺の会場はステージがあったので、見本誌コーナーが展開されたり傀儡舞の演舞があったりちょっと変わった会場だったなと個人的には思います。設営前と撤去後の何にもない状態をステージの上から見るのはなかなか感慨深いものがありました。

 

 文学フリマ大阪は第6回から大阪天満橋にあるOMMに移動しました。

 地下鉄から直接アクセスできるかつ大川沿いという景色の良さは他に代えがたいですね。雨の日も濡れることなく安心!

 

 めちゃ明るい。

 もちろん出店者数も増えたのですが、前述したアクセスの良さからか来場者さんも増えました。さあこれからっていうところで「COVID-19」
 あんまし良い話ではないですが、ここ数年はCOVID-19に振り回されている気もします。幸いにも文フリ大阪はこれまで中止もなく続けていられるのは、COCOAの導入や手指の消毒、マスクの着用などの協力があってこそです。

 

 そんなこんなで一瞬出店者は減ってしまいましたが、より一層熱がこもってたような気がします。ありがたいことに皆さん戻ってくれてます。使用前使用後みたいな写真。

 

 突然、しかしふんわり始まった文学フリマ生活。年に一回(京都を入れると二回)記録写真を担当していますが、毎回楽しくさせていただいてます。撮影をしつつ各ブースを見て休憩時間に買いに回る。撮影中や買い物中に僕のこと覚えててくれてる方には時々声かけてもらいます。

 皆さんの情熱に煽られながら撮影したり、買い物したりしてますので、気軽に声かけてもらえると嬉しいです。あくまで記録なので、撮った写真を何処かで公開するということはほぼないのですが、皆さんのブースもそうだし、好きなものを楽しそうに喋ってるところや真剣に本を読んでるところ、友人らと談笑してるところ。参加者さんの幸せそうな写真で僕のHDは埋まってます。と、いったところでまとまらず僕の文は終わらせたいと思います。どうもありがとうございました。

 

 2021年元気な大阪事務局の皆さん(大阪代表は欠席)

 多分レア写真